着物の歴史等のお話し

着物の歴史等のお話し

着物の歴史等のお話しです。

着物の歴史等のお話し記事一覧

今回は、着物の素材の歴史の話です。着物の素材は現代では安価で扱いやすい化学繊維や、一旦下火になっていた木綿の着物も出回るようになり、バラエティー豊かになっています。着物の歴史を見ても、その時代背景によって素材の変化もあったようです。着物の原型は、平安時代にできた小袖と言われています。元々は一般庶民の表着の小袖を貴族階級の人が下着として着るようになります。この時はいわゆるコットンは伝わっていなかった...

今回は、着物の帯の種類についてのお話です。帯と一言で言いましても、実際はいろいろな種類があります。着るものによっても、TPOによっても使用する帯が違ってきます。帯は着物をより引き立てる物なので重要です。袋帯江戸褄・色留袖・中振袖・訪問着・附下に主にする女帯です。基本的に礼装に使用されます。幅は名古屋帯のように変化はありません。織りや刺繍で柄の入った表地と、無地の裏地を縫い合わせた帯になります。全通...

今回は「着物ができるきっかけ」のお話をしていきたいと思います。着物ができるきっかけとなったのは、平安時代の遣唐使の廃止でした。それ以前は他国との交流があったため、衣類のデザインが大きく影響を受けていました。鎖国が日本独自のデザインを生んでいく事になったのです。この頃の上流階級の人たちが着ていた表着は、男性は束帯(映画「陰陽師」で着ているもの。アニメでは「おじゃる丸」【笑】)で、女性は唐衣裳装束(か...

現代では着物に無ければならない帯。様々な柄や結びで着物を引き立てます。今回はそんな帯の歴史のお話をさせていただきます。日本には最初、帯らしい帯は無く、紐が帯の役割でした。奈良時代〜平安時代にも紐帯のようなものがありましたが、応仁の乱(1467年)頃までは上流階級の正式の服装としての帯は存在しませんでした。応仁の乱のとき、京都から避難して山口の港町などに来ていた職工たちがいました。その頃、中国・朝鮮...

家紋と聞くと現代に人にとってあまり関わりが無い印象のものですよね?ご自分の家紋を知らずに生きている方も多くいらっしゃることでしょう。しかし、着物の世界では喪服や江戸褄、色無地などに紋をつけるので、切り離すことのできないものなのです。着物に興味を持ったなら是非家紋の世界ものぞいてみましょう。家紋の発祥現在確認されている家紋は25000個以上にものぼります。その発祥は公家と武家からとなっていますが、そ...

皆様は、辻が花染めの着物をご覧になったことはあるでしょうか?辻が花は絞り染めの一種で、江戸時代の寛文(1661〜1672)の頃を境に一度は消失してしまった「幻の染」と言われていました。しかし、染め色家の久保田一竹氏が1977年に「一竹辻が花」の名で発表し、現代に蘇らせました。それまでは着物の染めといえば、友禅が圧倒的だったのですが、それを機に辻が花は国内だけでなく、海外からも注目される程の存在とな...

着物や浴衣に合わせて履物といえば、草履や下駄ですね。現在では様々な材質で、いろいろなデザインのものがあります。いったいどのような経緯で今のようなものができてきていったのでしょうか?古代の日本から見てみましょう。古代の日本では、基本的に裸足で生活していて、上流階級の一部だけ履物がありました。しかも、履いていたものは「はにわ」など出土したものから見ても、鼻緒のものではなく、靴型ものだったようです。弥生...

着物姿の際のヘアースタイルは印象をがらりと変えるポイントですね。ショートへアやボブカットで着物姿というのも現代的な個性を演出できるので素敵ですが、やはり定番は結髪ですね。また結髪1本のかんざしがあるだけで、魅了をワンランクアップすることができます。今回はそんな「簪(かんざし)の歴史」のお話です。「かんざし」の語源の説は2つあります。古代の日本では、先の尖った細い棒には呪力が宿ると信じられていたため...