白無垢と赤い打掛の意味

白無垢と赤い打掛の意味

白無垢か純白なのは、ウエディングドレスのように「相手の家の色に染まります」という意味だと一般的には言われていますね。

 

しかし、実は違うようです。

 

日本では昔から色そのものに意味があるものとしてとらえられていました。

 

白は清めの色でもありますが、日本では元々喪服の色は白だったように、喪の色でもあります。

 

赤には魔除けの意味があり(仏教か神道かの違いで鳥居の色に違いがありますが、朱色の鳥居は魔除けの意味からだそう。)胎道の意味もあります。

 

生まれた家で死装束を着て、嫁ぎ先で赤い着物に着替えるという儀式が結婚式の原型となっているのですが、白は「死」を、赤は「生」を意味し、生まれた家で一旦死に、嫁ぎ先で新しく生まれるという事なのです。

 

白無垢は結婚式で着た後とっておいて、夫が亡くなった時、袖などを直し白喪服として着る。

 

そして自分が寿命を迎えると、その白喪服は自らの死装束になるというのがあったわけですから、現代と比べて重い意味を含ませたものだったんですね。

 

結婚式に生と死が表裏一体となって存在している。

 

現代では祝うという事と、楽しい思い出づくりのイベント的感覚が大半と思いますし、結婚の価値観も昔とはだいぶ変わってきてますから、これも時代の流れの結果でしょうね。

 

「結婚したら相手色に染まる」という現在の一般的意味もこれから変化していく可能性があります。

 

今は自分らしく生きる事を重要視する時代ですから、「相手の色に染まる」なんて必要はなく、「お互い程よく染まり合いましょう」というところでしょうか?

 

そうなると「結婚衣装には必ず白を着る必要はない」と、好きな色だけを着る時代が来たりする可能性もあるわけですね。

 

どんな未来でしょう?

 

あなたはどんな未来がいいですか?

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