文様の意味

文様の意味

着物や浴衣には様々な文様が入っています。

 

それらにはデザインという意味だけでなく、願いを込めて入れられているという事をご存じでしょうか?

 

今回はよく扱われる文様とその意味をご紹介いたします。

 

「桜」⇒日本の代表的存在のこの花には稲の神様が宿っていると信じられていました。

 

そのため、豊作祈願の意味があります。

 

その他にも富貴繁栄の意味もあります。

 

「松」⇒庭に植えるのに縁起の良い木と言われていますね。

 

松の木には神や精霊が宿るとされています。

 

秋冬でも緑の葉が残り続けるので不変を表し、長寿の意味が込められています。

 

「竹」⇒伸びていくスピードも早く、地植えするとすぐ増えるその生命力の強さから、子供の成長への願いが込められています。

 

「梅」⇒厳しい冬を乗り越え、春一番に花を咲かせる事から強い忍耐力と美を意味します。

 

うめ=「産め」とゴロで安産祈願の意味もあります。

 

「菊」⇒9月9日は重陽の節句で「菊の節句」と言われています。

 

古代中国では菊は邪気を祓い長生きをする効能があると信じられていました。

 

それが日本へ渡ってきて、厄払いや長寿祈願を意味するようになりました。

 

「もみじ」⇒葉の形がニワトリのトサカに似ているため、立見出世の意味があります。
トサカは中国の官吏(皇帝直属の役人)の冠を表す。官吏は科挙という超難関試験を通らなければなれないものだったので超エリートといえます。

 

「扇」⇒形が末広がりになる事から発展や繁栄を表します。

 

「雲」⇒極楽が雲の上にあると考えられていたため、未来永劫への願いが込められています。

 

「青海波」⇒三重の円がうろこ状に重なったような文様。
海の波を表していて、永遠に繰り返す穏やかな波のように平和な暮らしがずっと続きますようにという願いが込められています。


 

「七宝」⇒円が右上、左上、右下、左下の四か所重なり合ったものが続いてできる文様。
仏教経典の七つの宝物「金・銀・瑠璃・珊瑚・瑪瑙・玻璃・千年生きるシャコガイ」に由来。
耐える事のない永遠の連鎖と拡大を意味し、円満・調和の願いが込められています。


 

「亀甲」⇒正六角形をびっしりと敷き詰めた文様。

 

亀の甲羅に似ていることから長寿を願った文様。

 

「麻の葉」⇒麻の葉の形に似ていることでそう呼ばれている。
麻は成長が早く、まっすぐ伸びる特徴があり、しかもこの文様には六芒星の形が入っているため、魔よけの意味もあり、子供の無事と健やかな成長を願って子供の浴衣によく使われていました。

 


 

「籠目」⇒六芒星の形が連続して入っているように見えるため魔除けの意味があります。


 

「矢絣(やがすり)」⇒「志村けんのバカ殿様」女中さんの着物や、NHK朝ドラ「あさが来た」の加野銀行に初就職した女性の袴姿の長着の柄にもこの矢絣が使われています。

 

矢は射れば帰ってこないので、婚礼の縁起物とされています。

 

以上の文様はよく扱われるの代表的なものなので見たことがあるものが多かったと思います。

 

ただ何となく見ている文様にこんなものにも意味があると思うと、パワーストーンを選ぶように文様にも選びたくなりますよね。

 

是非生活の中に取り入れてみてはいかがでしょう?

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